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パワーポイント基礎講座 – 文字の形を変えてみる

最終更新日:2018/6/7

プレゼンテーションで何気に困るのが文字です。文章の内容もさることながら、文字の大きさや書体なども重要なポイントです。フォントがバラバラで見にくい資料というのはよく見かけます。理想的な文字の大きさやフォントを理解しておくと、良いプレゼンテーション資料を作る助けとなるでしょう。

パワーポイントには、使いやすいフォントの組み合わせがいくつか用意されています。「デザイン」 – 「バリエーション」 – 「フォント」を選択すると、基準となるフォントのリストが出てきます。ここから選ぶと手っ取り早いのですが、その前にフォントの基本的なところだけ押さえておきましょう。

明朝体は読ませるフォント、ゴシック体は強調フォント

日本語のフォントには、大きく分けて明朝体とゴシック体の2種類があります。どちらも活版印刷用に作られたフォントですが、歴史は明朝体の方がはるかに古く、活版印刷が始まった時代から読みやすい活字として開発され続けてきました。

一方、ゴシック体は、雑誌の見出しやタイトルなど、強調文字として利用されてきました。また、明朝体は横の線が細くなるため、文字が潰れるのを避けるためにゴシック体を使うこともあります。

現在はコンピュータの基本書体がゴシック体になっているため、デジタル書体としての明朝体を使うことはかなり少なくなってきました。それでも、長い文章の可読性は明朝体の方が優れているので、印刷では明朝体が一般的に使われています。

プレゼンテーションの基本はゴシック体

日本語フォントは登録数がかなり多いため、フォントの数はそれほど多くありません。また、フォントはコンピュータにインストールされていないと使うことができないので、複数のデバイスでプレゼンテーションを利用する場合は、標準的なフォントを使う方が無難でしょう。

基本的に、プレゼンテーションでは長い文章を読ませることはほとんどありません。したがって、長い文章を読ませるのに適した明朝体よりも、強調文として使い勝手の良いゴシック体を使うのが基本となります。

まずは基本となるフォントの種類を把握していきましょう。ここではMac OSのフォントは省きます。

メイリオは、正確には半角はプロポーショナルで全角は等幅という設定になっています。等幅フォントは、横幅をそろえたいときに使い、プロポーショナルフォントはちょっとした文章を書くときに使います。

どれも一長一短あるので、好きなフォントを採用して良いでしょう。大切なのは、どれか1つに絞ることです。複数のフォントをあちこちに使うと、全体としてまとまりのないデザインになってしまいます。

明朝体はワンポイントで使う

明朝体を使う機会はあまりありませんが、引用文を一部掲載するときなど、その文章を特に読ませたいときに使うと効果的です。固いプレゼンテーションなどを作る際は、明朝体を基本書体にしても良いかもしれません。

HGフォントにはゴシック体もあるので、HG明朝体を主に使うときは視野に入れても良いでしょう。

独自のフォント作成

使いたいフォントが決まったら、独自の設定をしましょう。フォントの組み合わせの中には、日本語フォントと欧文フォントが分かれているものもあります。

欧文フォントというのは半角で書いたときに反映されるフォントです。登録する文字数が少ない分、数多くのフォントがあります。ただ、欧文フォントを組み合わせるのはそれなりに知識が必要なので、ここでは半角文字を入力したときも日本語フォントが反映されるようにしていきます。

上部メニューを「デザイン」にして、「バリエーション」 – 「フォント」を選択し、「フォントのカスタマイズ」を選択します。

フォントの設定画面が開くので、英数字用のフォントと日本語文字のフォントを同じにします。ここでは、見出しを游ゴシック Mediumに、本文のフォントを游ゴシックにしています。

設定が完了したら、好きな名前を付けて保存します。

これでフォントの設定は完了です。文字を書く際は、ここで決めたフォントがあらかじめ設定されるようになりました。

フォントの大きさは最低18pt

次に、フォントの大きさです。効果的なプレゼンテーションには、一目で分かるスライドを作ることが重要です。そして、一目でわかるためには、1つのスライドにあまり多くの情報を入れるべきではありません。

また、プレゼンテーションをしているときのシチュエーションを考えてみましょう。遠くから見る人がいませんか?フォントの大きさは、最も遠くから見る人が視認できるだけの大きさが基準です。よほど遠くであれば見えないということもあるかもしれませんが、あるていどちゃんと見せようと思うのであれば、やはり18pt程度の大きさは必要でしょう。できれば20~28ptくらいの大きさが欲しいところです。

逆に、大きすぎても良くありません。どれだけ大きくても40pt程度にしておくのが良いでしょう。

18ptよりも下にして良いのは、グラフのメモリやコピーライトの表記など、特に見せないと困るようなものでないテキストです。こういうテキストは、目立つとかえって邪魔になることもあるので、控えめに表現するものです。

安易に何種類ものフォントを使ったり、小さくして見えにくくしてしまうと、良いプレゼンテーション資料は作れません。込み入ったデザインを狙うよりも、シンプルに分かりやすいデザインを心掛けることで、魅力あふれるプレゼンテーション資料が作れるはずです。

パワーポイントの資料作成ならお任せください。