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企画書作成の基礎講座 – 企画書を作る前にまず考えるべきこと

最終更新日:2018/8/29

企画書を作るとき、まず何から始めるでしょうか。とりあえずパワーポイントでも開いて、タイトルから考えていませんか?

企画書はいつまでも時間をかけて良いものではないので、できるだけ効率よく作っていく必要があります。そして、その最初のステップを間違えると、説得力のある企画書は作れません。まずは紙と筆記用具があれば十分です。企画を作る際にまずやらなければならないことから始めましょう。

企画を作るステップ1、企画の目的を考える

企画書を作るときにまず最初にすることは、「目的」を考えることです。企画というのはやりたいことがあって立つものですから、当然「こんなことをやりたい」というものはあるでしょう。しかしそれは目的ではありません。目的は、「なぜするのか」ということです。その必要性を考えない限り、ただやりたいだけでは説得力は生まれません。

目的:企画の主旨

手段:企画の内容

この違いを理解することで、説得力のある企画が生まれます。

そして、この目的を考える際には、4つの基準があります。企画の内容によって主な基準となるところは違いますが、おおむねこの4つを押さえることで、説得力のある企画となります。

1.社会性

社会性というのは、説得力としてはとても強力です。社会的に重要だということは、社会的なニーズがあるという意味になりますので、客観的な資料を元にニーズを説明することができれば、企画の評価は大きく上がるでしょう。小さな企画であっても、そこに社会性を見出すことで、対外的な同意を得やすくなります。

2.収益性

私企業の企画では、必ず収益性が求められます。必要なのは「どこでお金を得るか」「出ていくお金と入るお金のバランス」の2点です。特に2点目の収支バランスはキャッシュフロー計算書に落とし込んで、キャッシュの不足が生じる場合、どの時点で回復するのかをはっきりさせておく必要があります。

3.継続性

単発の企画というのは、めったに採用されません。常に次のステップを見越したもので、将来性があることが重要です。継続することでのメリットや将来の展望を明確にすることで、企画の価値は大きく上がるでしょう。

4.革新性

企画の革新性とは、企画の新しさです。定期的に行っている企画などに革新性を求めるのは難しいかもしれませんが、一部でも新しい部分を加えることができれば、それは革新性になります。特にコンペティションの場合は、似た提案が多いため、革新性の有無が評価対象になる場合が少なくありません。プラスアルファという考え方で、違いを作ることが重要です。

目的は1つに絞る

このように、事前の準備として4つの基準から目的を考えるわけですが、主として表現するのは1つです。他の3つは従の関係にします。4つ全てを主にしてしまうと、目的が見えにくくなるからです。

たとえば、収益性を主とした場合、儲かるという話が主眼に置かれますが、単に儲かるというだけでは説得力に欠けてしまいます。ここに、社会性をを付け足すことで、単に儲かるという話から、社会的なニーズに応えるという側面をアピールすることができるようになります。

また、一過性の収益性でなく、継続することで安定した収益を生むことができることもアピール材料になるでしょう。

目的は1つでも、4つの基準を考えるべきというのは、目的を違う視点から補完することで、目的に重みをつけることができるからです。どんな企画でも、この4つの視点がしっかりとしていれば説得力のある企画になり得ます。逆に、目的がはっきりしていない企画は、目指すところが見えにくく、採用には至らないでしょう。

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