タウンノート福岡»パワーポイントアイディアブック»パワーポイントで色相関図を作ってみる

パワーポイントで色相関図を作ってみる

最終更新日:2018/7/17

色相関とは、色の変化を相関図にしたものです。色の組み合わせを考える際に、色相関を使うと理論的な組み合わせができるようになります。これまで感覚的に色を組み合わせてきた人には便利は図なので、作り方を覚えておきましょう。

1.始めの準備

まず、横長では少し見えにくいので、画面の大きさを4:3にしておきます。そして、上下に円の図形を2つ作ります。色は黒で、枠線はなしにしておきます。

次にこの2つの円図形をグループ化して、コピー&ペーストします。2つのグループをちょうど重ねて、30度回転します。すると、1点を中心にして、同心円状に円図形が増えます。

これを60度、90度、120度、150度と繰り返します。すると、12個の円図形ができます。

できたら、グループはすべて解除しておきます。

これで準備は完了です。

2.色を入れる

色を入れる前に、色の仕組みを少しだけ説明しておきます。コンピュータの色は、画面に光を出すことで表現します。色の種類は赤、緑、青の23色で、値は0から255です。そして、コンピュータの色はRGB値(赤、緑、青)という数値で表します。

(0,0,0)というのは、何も光っていない状態、つまり、黒です。逆に、(255,255,255)というのは、全てが光っている状態、つまり、白です。

この前提を踏まえて、色を入れていきます。

赤、緑、青を入れる

まずは、基本となる色を入れていきます。一番上を赤、そこから3分割するように緑と青を入れていきます。

色は、「図形の書式設定」から行った方が便利でしょう。赤は(255,0,0)、緑は(0,255,0)、青は(0,0,255)です。それぞれ1つだけを255にします。

間の色を入れる

次に、赤と緑の間、緑と青の間、青と赤の間を埋めます。赤と緑の真ん中の色を(255,255,0)にします。赤と緑を足した形になります。同じように、緑と青の間を(0,255,255)、青と赤の間を(255,0,255)にします。

残った黒を埋める

最後に、残った部分を埋めていきます。赤と緑の間はちょうど黄色になりました。では、赤と黄色の間はどうなるでしょうか。

黄色は(255,255,0)で、それより赤に寄っているので、(255,127,0)になります。緑から遠ざかっているので、緑の色を半分に減らしています。

同じように、黄色と緑の間は、(255,255,0)の緑寄りの色になるので、(127,255,0)ということになります。

数値に注意して、残りを埋めていきましょう。

これで12色が全て埋まりました。これが色相関図です。

色相関図の見方

完成した色相関図の見方です。いくつか線を引いてみました。

上の方は暖色、下の方を寒色と言います。暖色は色の変化が激しく、明るい色彩です。逆に、寒色は色の変化に乏しく、彩度も落ち着いています。大きな変化のある暖色は、躍動感のある表現をしたいときに使う色で、寒色は落ち着いた雰囲気を出したいときに使う色です。

プレゼンテーションなどで、表現したいイメージがある場合は、そのイメージに合う色を使うべきでしょう。あまり思いつかない場合は、中間色である緑を使っておくと無難な印象にまとまります。

色の組み合わせ

色の組み合わせはさまざまな種類があります。それもこの色相関で説明できるのですが、簡単な配色としては、青の矢印で示した範囲、使いたい色から90度の範囲の色を使うと、調和のとれた配色になります。これ以外の色を使うと、どこか落ち着きのない雰囲になってしまうため、どの色を使うにしても、配色は90度の範囲と考えておくと良いでしょう。

もう一つは補色といわれる関係を利用することです。赤い矢印で示している通り、同心円の反対側にある色が補色です。メインで使う色を決めたら、補色を小さく使うことで効果的な演出が可能です。

ただし、補色は主と従の関係をはっきりさせないで、同じような割合で使ってしまうと、どちらかメインのイメージか分からず、調和の取れていない配色になってしまいます。

色の組み合わせは無限にあるように思われますが、色相関のような基本的な仕組みを理解しておけば、あまり深く考えなくてもちょうど良い配色ができるようになります。

RGBの関係性を把握するのは大変ですが、慣れてくれば簡単になりますので、ぜひ色相関を意識した配色を心掛けてみてください。

パワーポイントの資料作成ならお任せください。