最終更新日:2018/7/14
今回は、背景から画像が飛び出すデザインの作成方法です。
完成図はこんな感じです。
背景の円から鼻と耳が飛び出しています。画像が飛び出すと、画像の立体感が強調されて良い感じになります。
今回は、3Dモデルのゾウに登場してもらいます。
3Dモデルの良いところは、背景が透明というところです。背景が透明でなければ、飛び出す画像は作れません。他の画像で作る時は注意してください。
ゾウがある程度囲えるように、円を作り、コピーして3つにします。そして、四角を1つ作っておきます。四角の大きさは、ゾウの隠したい部分が全部隠れる程度の大きさです。
ゾウがある程度重なるように四角と円を調整して、四角から円の順番で選択し、「図形の結合」-「単純型型抜き」で凹型の四角を作ります。
ゾウが隠れていることが確認できたらこの図形の色を白にしておきます。
次に、残った2つの円を加工します。2番目の円に色を付けて「最背面」にしておきます。3番目の円は、凹型の半円にピッタリ重なるように配置します。
そして、四角を横一杯に作ります。
新しく作った四角、円の順番で選択したら、再度「図形の結合」-「単純型型抜き」を選択します。
最後に2番目の円をゾウの後ろに配置し、四角の色を変えて完成です。
なお、レイヤー構造は次の通りです。
分かりにくいかもしれませんが、背景の円は一番後ろ、それから3D モデル、白の凹型、色付きの凹型の順になります。色付きの凹型で隠したい部分が全部隠れる場合は、白の凹型は必要ありません。
ポイントは、はみ出すところを工夫するところです。ゾウの耳がうまくはみ出るように調整すると、綺麗に飛び出した感が増して立体感がより強調されます。